2024年4月24日

途切れながらも日記を書く。

先月末からずっとこめかみのあたりで火花がバチバチいってる。落ち着いてほしい。

 

2024年4月14日

神保町視聴室でoono yuukiのライブを見る。新作「遠雷|よあけ」を購入。嬉しい。「夜と火」のリリースから9年経つのか。わたしはいつだって過去に親しみを感じるから、過去を取っ掛かりにして今の自分について考えるけど、そんなことは関係なしにそれぞれが続いていく。

 

2024年4月17日

渋谷WWWで豊田道倫 & His Band!と池間由布子のライブを見る。池間由布子は本当にすごいな。周縁を歌う人。

ライブハウスでかっこいい音楽を聴くと、目の前の人間に向ける一番切実な感情は「寂しい」なんだと強く思い込んでいた頃の自分を思い出す。今でもそうだよねと思うし、そんなことないのかもとも思う。

 

2023年4月21日

国立西洋美術館へ。企画展「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」を見る。疲労。あの膨大な量のテクストを展示することもまたひとつの特権ではないのか?だんだん頭が痛くなってきて、後半はもうほとんど駆け足というか走った。いったん落ち着こうと美術館を出て上野公園を歩く。コンビニで缶ビールを買って飲む。常設展も見たかったけど、気力体力ともに消耗したので諦めて電車に乗る。上野、鶯谷、日暮里、西日暮里と通り過ぎていく街を眺めながら、自分の感傷は自分で後始末しなくてはならないのだと気付いて途方に暮れる。こんなにもたくさんあるのに?このまま家に帰るのも心細くて、カフェアリエにちらっと寄る。けん玉の話で妙に盛り上がる。

 

2023年4月22日

一ヶ月くらい購入を迷っていたシャツを思い切って注文。強いストレスを感じる。

 

2023年4月23日

退勤即缶ビールを飲みながら職場から東京駅まで30分ほど歩く。駅前の丸善で小一時間うろうろするのが出社日の決まった行動。また本が読めない。特に小説が読めない。本が読めなくなったら読めるようになるまでただじっと待つことしかできない。何というか、最近話題の新書については何を言ってるんだろうなとしか思わない。これも八つ当たりか。実存としての読書。人文書の棚をぼんやり眺める。フィクションに耐えられなくなった時、わたしはいつも人文書の棚に逃げ込む。

 

以下メモ。

W.G.ゼーバルトアウステルリッツ」「移民たち」

ホルヘ・ルイス・ボルヘスシェイクスピアの記憶」

プリーモ・レーヴィ「周期律」

イタロ・カルヴィーノ「見えない都市」

ジェイムズ・ジョイス「ダブリナーズ」

アルンダティ・ロイ「小さきものたちの神」

アン・カーソン

テレサ・ハッキョン・チャ「ディクテ 韓国系アメリカ人女性アーティストによる自伝的エクリ」

ジェニー・エルペンベック

ジェーン・グドール

ペーター・ヴォールレーベン「樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声」

ミシェル・シュネデール「グレン・グールド 孤独のアリア」